別冊ザテレビジョン 男子フィギュアスケート~2007-2008メモリアルブック~ (カドカワムック 271 別冊ザテレビジョン) (カドカワムック 271 別冊ザテレビジョン)
傑作だと思いました - ☆
2007-2008シーズンの世界選手権後の内容です。そのシーズンをしめくくるにふさわしい素晴らしい内容です。
世界トップの男子シングル選手たちのインタビュー、観戦記事、写真がたっぷりです。
特に物議をかもしたジュベールVSバトルのインタビュー、「4回転なしの男子世界チャンピオン」について現場にいたライターさんが偏りのない記事を書かれていて、大変参考になりました。

新採点が実施されてもう数年たちますが、今でも選手、コーチ、振付師が「過渡期である」と認識されている通り、各選手のファンにとっても、毎シーズンどころか毎試合、ジャッジが変わる度に「評価」が乱高下して波乱万丈な印象を受けていると思います。このムックでは振付師の意見もかなりページをさいて掲載してくださっており、「過酷だけどフィギュアスケートが一番!」という熱い思いが伝わります。

写真もとても良くて、各選手の素の笑顔だったり、競技中の厳しい表情だったりがよくわかります。

高橋選手と対談のページにある中野友加里選手のアップの写真、本人の美貌をありのままに切り取っていて、本当にほれぼれしました。中野選手は「近まさり」するんですよね・・・テレビや雑誌で見るより実物ははるかに美しいのです。

振付師のミヤケンこと宮本賢二さんの各選手へのラブコール、さすがに的確でうならされました。ベルネル選手やサンデュー選手の箇所、なるほど!と何度もうなずいてしまいました。それに「これなしで作りたい」という高橋選手のエキシ案、実現したらまたまたフィギュアスケート史上初ですね。まあジョン・ケージで滑るとか手段はありますけど(笑)

コアなファンでもそうでなくても、楽しめて泣かされて、大笑いさせられる、すばらしい内容です。
こんなにも「躍動感・充実感のあるムック」は今までなかったのではないでしょうか? 私は、いままでに出た類似のムックの中ではこれがベストに近いのではないかと思いました。
また、シーズンが始まり、激闘を経て「次」のムックが出ることがあれば、またぜひ買い求めたいと思います。ぜひ続編もお願いします。

ライターの皆さん、カメラマンの皆さん、そして編集部の皆さん、本当にありがとうございます。選手の皆さんも、いつも与えていただくだけで本当に申し訳ないのですが、勇気や感動や反省や喜びや希望をいただいています。心から感謝しています。皆さんがんばってください!
今の男子フィギュアを知るために - ☆
高橋大輔選手をはじめ、各外国人選手についても詳しく書かれていてよかったです。
ジェフリー・バトル、ステファン・ランビエール、ブライアン・ジュベール、
ジョニー・ウィアー各選手ともに日本でも人気のある選手ですし、
もちろん実力もあるスケーターばかりなので読んでいてとても充実した気分になれます。

ルールについて、ジャンプについて、振り付けについてなど、フィギュアの魅力が伝わってきて、昨シーズン東京開催に乗じていろいろな出版社から出たフィギュアファンブックより
はるかに深い、良いガイドブックだと思います。
Copyright (C) 2009 nooto.net All Rights Reserved.