医龍 16―Team Medical Dragon (16) (ビッグコミックス)
面白いことは確かですが -

かなり面白いので、読んで損はないです。
ただ初めの頃に比べると、やはり勢いが落ちてると思います。
本筋の展開がなかなか進まないのが気になるところです。
連載誌の方でも、まだ教授選とは直接関係のない話です。
とはいえやはり面白いことは間違いないので
買って損はないです。
朝田先生も万能ではない。 -

いままで常人離れした天才ッぷりを発揮してきた朝田先生が
読者の前で初めて患者を死なせてしまいましたね。
これだけ大勢の人を巻き込みながら、
死なせてしまった患者さん。
その死をどうみんなが受け止めていくのか、
それでこれから先の教授戦の行方が変わっていくのかもしれないと思いました。
前巻でまだるっこしさを感じていたのですが、
今回は医療ドラマとして、おもしろく見ることが出来ました。
「成長することを信じる」というセリフ -

一番面白かったのは、木原を信じたいと言う霧島に加藤が抵抗した時、朝田が伊集院を引き合いに出して、
「俺たちは伊集院が成長したから信じたのではない」
と言った次のセリフ。「信じたから成長したんだ」と言うのかと思ったら、
「成長することを信じた」
と言った。前者だと単なる楽観的でロマンチシズムになるが、後者は現実的でかつ未来の可能性を信じるいいセリフだと思った。わずかな違いかもしれないが、こういう、よく考えられたセリフや会話が医龍の強みの一つだと思う。
ターニングポイントなのか? -

前巻から引き続いて行なわれている朝田、加藤、霧島による手術。
悪天候で血液が届かないというアクシデントに対して、
なんとか患者を救おうと奮闘する伊集院を中心に話が進んでいきます。
果たして血液は届くのか?患者の生死は?
そして手術が終わり、伊集院にもたらされる結果は?
「医龍」というひとつの物語において、大きな要となりそうな一巻です。
理想と現実 -

ひさしぶりに朝田先生の手術があります。なんだ
かんだで霧島軍司もいい人にありつつあるなか、
伊集院に試練が・・・! そろそろ終わりそうな
予感もします。