オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える
オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える
これは語録本ではない。 - ☆
確かにオシムは日本人には幾分奇異にも感じられる数々のウィットに富んだ言葉を残したが、本書はいわゆるスポーツ選手やその他著名人の語録を集めた本とは明らかに一線をかくす本である。その内容は戦争の悲惨さや愚かさを生々しく伝える本である。
若い人たちが本書を”勘違いしてでも”手に取って読んでくれることを切に願う。
オシムが日本に今、いるということ - ☆
 実はサッカーは、日韓ワールドカップすら見なかったくらいのサッカー音痴なのですが、するりと読めました。オシム監督は、サッカーチームを創造することによって、自分がよいと思うものをサッカーで、サッカー以上に体現していたことがすごくよく伝わってきました。
 すっかり、オシムのファンになってしまい、いろいろな本を読んでいるのですが、一番最初にこの本を読んでよかったと思います。いつか、日本を去るのかもしれないけれど、今オシムがここにいるってことの意味を大切にしたいと思いました。
祝・日本サッカー協会アドバイザー就任。ブームが去って今なら安く買えますよ。 - ☆
今ならマーケットプレイスでずいぶん安く買えます。送料の方が高いくらいです。

脳梗塞から復帰し、とりあえず日本サッカー協会のアドバイザーに就任しましたね。協会としても、日本のサッカー界に引き止めておきたかったのでしょう。「ベンチに座りたいが、ベンチで死にたくもない」とオシム節は健在のようです。 また、昨今の日本代表の試合を見る限り、最近のヨーロッパのスピードと運動量と戦略で魅せるサッカーには依然ほど遠い現実であることに気づく。日本代表の監督ではなくなったが、日本はまだオシムを必要としているように思われます。

本書は元々ベストセラーを狙って書かれたものではなかった筈ですが、オシムの代表監督就任と共に一気に有名に。しかし、発売から2年以上経ち、当のオシムも倒れて代表監督を辞めることになってしまい、この本も注目を浴びることは無くなった。でも、興味深い内容であることには変わりなく、一時印税狙いでたくさん出てきた他のオシム本に比べても、この本は依然ベストの一冊だ。

本書を読む限り、ヨーロッパでも幅広い人脈を持ち、尊敬を集めている人柄や理由があらためて良く伝わってくる。これだけ多くの苦難や数奇な運命を乗り越えて独自のサッカー理論と練習方法を確立して若手を育ててきた人だ。オシム・ブームは去っても、この人はこのままでは終わらないと思う。「(倒れた後も)私が何者であるかを忘れないために、サッカーを見続けていた」というオシムの今後の日本サッカー界へのいろいろな形での貢献を期待したい。特に本書にあるような、優れた若手の育成という点で、この人はまだまだ日本でやって欲しいと思った。
ものすごい名将! - ☆
目が覚めるようなサッカー理論に
興奮して読み進められる本。
一言でいうなら、徹底した走るサッカー。
走るサッカーだからこそ、身長や体格に関係なく、
無名選手集まる弱小チームが強豪チームに早変わりする。
実際に弱小チームを常勝チームにした実績を持つ。

そのためにスター選手の起用など優先せず、
チームのためにならない選手は使わない徹底ぶり。
若手起用を重視した長い眼で見たチームの育成方法。
奇異に見える言葉や練習法なども、
聞けば納得するシンプルな理論に裏打ちされている。

サッカー好きの方はぜひ手にとって読んでほしい一冊。
コンキチ&ナターシャの絵本ナビ - ☆
「イビチャ・オシムの流儀 日本代表新監督の哲学と品格」
というドキュメントを見た、以前TBSで放送されたもの
らしいがこの元日本代表監督の美しい言葉でミストのように
心が溶かされ、優しい気持ちになりました!
タイトルで検索すればすぐ見つけられますのでサッカー
ファンの方はこの本と同様に探してみてください!

彼の祖国ユーゴスラビアは多民族国家であり、その統治の
難しさは7つの隣国6つの共和国5つの民族4つの言語3つの
宗教2つの文字1つの国というような多民族国家の中
サッカー選手として順風満帆な前半でしたがW杯時の監督時代
内戦によって国家は分断され家族は別れ別れになり苦難の末
数年後に再会します。

彼はどの国に言っても弱小のチームから育て上げるのが
好きらしく自信と結果をもってファンに愛された監督
でした、JEF市原もそんなチームで今でも選手や
サポーターから愛されています、無論私自身も彼の
ファンで、そんなオシムが脳梗塞で倒れ代表監督を
離れましたが、今になってこの監督がいなくなった
寂しさが湧いてきたのです、世の中に素晴らしい人間は
沢山いますが、こんなに愛された人間はいないのでは
ないでしょうか、言葉で説明することは難しい。
再び元気になって指導して欲しいという気持ちも
ありますが、どうかこの国に滞在した日々が楽しい
ものであったならと、願わずにはいられません。

この本は皮肉屋のオシムが残したサッカー選手への
エールとして読みました、素晴らしい言葉の数々です。
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