意図不明のコメディ -

ジョンベルーシが平凡なサラリーマンを、キレた隣人をダンエイクロイドが演じる。普通この配役は逆だろうと思うが、意外と平凡な冴えないサラリーマンのベルーシもハマっている。ただ、コメディなのかドラマなのかよく分からない意図が不明の個所が多く、まるで笑えないし、ドラマとしても何が言いたいのかまるで伝わらない。ただ、ベルーシとエイクロイドの掛け合いはさすがで、この二人の魅力だけでなんとか持っている作品。申し訳程度にラスト、切れた本来のベルーシが見れるが、作品自体が盛り上がらないので、不完全燃焼感が残る。監督はアカデミー賞監督のジョンGアビルドセンだが、何の冴えも見られない。ブルースブラザーズやアニマルハウスなどのレベルには到底及ばないが、ベルーシの普通の演技が見れる遺作としてはまあ価値はあるだろう。