2ndで築き上げた甲斐バンドのフォーク・ロック路線を更に1段上の次元に高めた、甲斐バンドの歴史において外せないキーポイントになるアルバムでしょう。
(2)「黒い夏」、(3)「新宿」、ヒットシングルの(4)「テレフォン・ノイローゼ」などロック色あふれる、腹にズーンと響くナンバー等がちりばめられているが、(8)「男と女がいる舗道」は、初期の甲斐バンドのナンバーの中でも唯一とも言える、切なく美しいナンバーです。シングルカットもされましたが、決して商業主義に走っているわけでは無く、甲斐よしひろの新たな世界を見せてくれた秀逸なナンバーです。